福祉・介護の事業所で活躍する先輩たちからのメッセージです。皆さんも、福祉・介護のしごとにチャレンジしてみませんか。
飯田・下伊那地区にある、介護事業者で働く方々に、介護の魅力についてお聞きしました。介護職について知って頂き、いろいろな魅力を知ってください。一言に『介護職』と言ってもいろいろな職種や仕事内容があります。そして「私もやってみたい」と興味を持った方は、ぜひ介護の仕事をしてみませんか。
南信州在宅医療・介護連携推進協議会(事務局:南信州広域連合事務局地域医療福祉連携課)では、地域の介護事業者の皆さんやその他関係者の方々と共に、介護人材確保について取り組んでいます。
※この『介護職のみりょく』の記事は、広報誌「すきです南信州」Vol.94(2022.12)にも紹介していますのでぜひご覧ください。
第12回目は、特別養護老人ホーム「やすおか荘」にお勤めの中坪茉央さんに、介護職の魅力をお聞きしました。
私の働く職場は、緑が多く静かな山間にあり、利用者様50名、ショートステイ9名の方が利用されています。
やすおか荘では、「利用者様のやりたいことの実現」を多職種で考え、実践しています。
「自宅に行きたい」「味ご飯を作りたい」「飼っていた犬に会いたい」「お寿司を食べに行きたい」など想いはさまざま。
ときにはご家族の協力を得ながら利用者様の好きだったこと、得意だったこと、想っていることの実現に向け、取り組んでいます。今後もその人らしい生活が送れるように寄り添っていきたいです。
介護に従事して1年半。仕事の中での悩みもありますが、「ありがとう」「うれしかった」など利用者様からの言葉に助けられています。
介護職の魅力は努力次第で可能性が広がるところです。
利用者様によって介助方法は異なります。その人に合わせた介助を考えて実践していきます。自分の希望を言える人は少なく、介護者自身が考えて介助を行う部分が多々あります。
日々勉強であり、利用者様に必要なことが何かを考え、またアンテナを張って情報収集することに可能性を感じます。