福祉・介護の事業所で活躍する先輩たちからのメッセージです。皆さんも、福祉・介護のしごとにチャレンジしてみませんか。
飯田・下伊那地区にある、介護事業者で働く方々に、介護の魅力についてお聞きしました。介護職について知って頂き、いろいろな魅力を知ってください。一言に『介護職』と言ってもいろいろな職種や仕事内容があります。そして「私もやってみたい」と興味を持った方は、ぜひ介護の仕事をしてみませんか。
南信州在宅医療・介護連携推進協議会(事務局:南信州広域連合事務局地域医療福祉連携課)では、地域の介護事業者の皆さんやその他関係者の方々と共に、介護人材確保について取り組んでいます。
※この『介護職のみりょく』の記事は、広報誌「すきです南信州」Vol.91(2022.3)にも紹介していますのでぜひご覧ください。
第9回目は、介護老人保健施設「円会センテナリアン」にお勤めの氣賀澤真美さんに、介護職の魅力をお聞きしました。
入所人数140名、その中で認知症専門棟40名と一般棟100名に分かれています。利用者様の状態に合わせ、個々のケアプランに基づいてサービスを提供し、より専門性の高いケアが受けられるよう工夫しています。
利用される理由としては、病気を患い身体能力が低下した方がリハビリ目的で利用されたり、ご家族が農繁期のため十分な在宅介護が行えない、日中お一人で過ごさなければならないなど、緊急的な理由によっても利用されています。利用者様だけでなく、ご家族のニーズにも応えられる多様性に特化した支援体制を構築しています。
施設の生活では、高齢であるが故に、その生涯の幕を閉じる最期を看取るケースもあります。様々なケースやニーズに応じたサービスを提供できるよう、多職種が一体となり日々のケアを行っています。
スタッフの年齢層は幅広く、20代~70代が活躍しています。年齢は様々ですが、仕事中は常に声を掛け合っているため、スタッフ同士の関係性は良好で働きやすさを実感しています。
「今日も一日無事に過ごせた、みんなのお陰だよ」という言葉をお聞きすると、利用者様にとっての一日一日が本当に大切な時間であることを教えられます。
だからこそ、その貴重な時間を私たちに委ねて下さっていることを念頭に、利用者様の日常が、明るく心豊かに、そしてまた、「明日もいい一日になるように」と願いながら介護できることにやりがいを感じています。